真夏に実るものって実は多いんですね。
意外と都会の皆さん知らないことが多いですが、ブドウもそうです。
店の軒先に実るブドウを見て、「これ、本物??」ってよく聞かれます(笑)。
品種によっても違うのでしょうが、うちのキャンベル・アーリーはこの一番、忙しい時期に熟します。
ゴーヤやトマトなど夏野菜は良いとして、写真の今年、初めて挑戦した「藍」も真夏に収穫しなければいけない植物でした。
徳島の高校生が育てた藍を種にして、無料で配るという活動をされています。
徳島県立城西高校の生徒さんたちからいただいた種をまき、
1,000株ぐらい育て、畑に植えましたが、まだ土が育っていない状態で、肥料も与えないものですから、出来はまばら。でも、全然、収穫が間に合わないぐらいの量があります。
「藍」は、去年から挑戦している「草木染」のメインの一つとして、「藍染」に活用したいと思っています。収穫して、葉っぱを乾燥させて、本来であれば、葉っぱを数ヶ月、発酵させて、「すくも」を作り、その後、さらに「藍建て」という気の遠くなるような工程があります。
真夏に藍を収穫するだけでも、「こんなしんどいことがあるか?」というぐらいに、汗で(パンツまで)ビチャビチャになります。これを毎年、続けている人って超人だと思いました。しかもこの先の気の遠くなる工程を含めて。
こうやって、昔々から、「文化」って守られてきたんだなと実感します。それは、本当に強い信念がないとできない。
私たち「手と場」も、毎日、ひーひー言っていますが、本当に大切なことを次の世代に繋ぐ仕事をやっていきます。(ぼちぼち)
みなさん、今年の夏は、異様に暑いですが、なんとか乗り切りましょう~~
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