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五島の風景の中で、おふたりだけの結婚式を

執筆者の写真: te to ba <手と場>te to ba <手と場>

先日、五島でまたひとつ特別な結婚式をお手伝いさせていただきました。

結婚式は決められた形があるものではなく、おふたりの想いを反映したものであるべきだと、私たちは考えています。


「どこで」「どんなふうに」ではなく、


「なぜ、その場所を選ぶのか」「なぜ、その形にするのか」。


そこに、おふたりの物語が宿ることが大切だと思っています。






コンセプトをつくることから始まる結婚式

te to ba <手と場> のウェディングでは、まず、おふたりとじっくりお話をすることから始めます。


出会いのきっかけ、これまで大切にしてきたこと、結婚を決めた理由、これからどんな人生を歩んでいきたいか。


そうしたお話の中に、結婚式の本質があると考えています。


今回のおふたりは、プロポーズをする予定だった思い出の場所を結婚式の舞台に選びました。そこには、おふたりにしかわからない特別な意味があり、その想いを大切にすることが、結婚式づくりの出発点となりました。



前日のお打ち合わせの様子。当日を迎えるまでzoomでお話をすることが多いです。
前日のお打ち合わせの様子。当日を迎えるまでzoomでお話をすることが多いです。




ロゴマークに込めた想い


おふたりの結婚式のために、専用のロゴマークも制作しました。

これは、結婚式が単なる一日のイベントではなく、おふたりのこれからの人生を象徴するものであることを表現するためです。ロゴは、おふたりの価値観や大切にしているものを視覚化し、その先の未来にも残るものとしてデザインしました。


結婚式の場に掲げるだけでなく、招待状や引き出物にも使用し、細部にまで統一感を持たせることで、より特別な空間をつくりあげました。



おふたりにお渡ししているコンセプトシート
おふたりにお渡ししているコンセプトシート


結婚の誓いを立てる場所

おふたりが誓いを交わしたのは、五島の海を一望できるオーシャンデッキ。


このモニュメントも新郎新婦さまごとにお作りしています。
このモニュメントも新郎新婦さまごとにお作りしています。


この場にふさわしい空気をつくるため、装飾は最小限に抑え、景色と調和するデザインを意識しました。




準備ができたらいよいよ挙式開演です。


海が目の前に広がるオーシャンデッキ。
海が目の前に広がるオーシャンデッキ。

人前式のため、基本的にはきてくださっている皆様に誓いをたてるかたちとなります。

その式を盛り上げるために、司会者が場の空気を和ませます。

いよいよ開演。司会者より新郎新婦のご紹介から。
いよいよ開演。司会者より新郎新婦のご紹介から。

まずは新郎が入場。

緊張した面持ちで一歩一歩前へと進みます。



そして新婦。新婦のお母様によるベールダウンも皆様の前で。

お父様とバージンロードを歩きます。



お二人が揃い、誓いの言葉を述べたあとは指輪の交換をしました。

リングガールとして登場したのは、五島の伝統であるチャンココの衣装をまとった姪御さん。なんと2歳のお子様です。


伝統芸能のチャンココ衣装に身を包んだリングガール
伝統芸能のチャンココ衣装に身を包んだリングガール


この土地の文化と結婚式が交わる瞬間は、五島ならではの温かさを感じるものでした。


食卓を囲む披露宴

披露宴の席は、よくある新郎新婦の特別席をつくらず、家族と同じテーブルに並ぶ形にしました。

これは、おふたりの「みんなと同じ目線で、食卓を囲みたい」という希望によるものです。


ご家族に囲まれながらお食事を楽しむ新郎新婦
ご家族に囲まれながらお食事を楽しむ新郎新婦

メインオブジェ
メインオブジェ

メインの装飾には、山の中で伸びすぎた木々を伐採し、オブジェとして再利用しました。

ただ華やかに飾るのではなく、自然の流れの中で生まれた素材を活かしながら空間を整えています。


ひとつひとつ手作業で作っています。
ひとつひとつ手作業で作っています。



おふたりらしい、おむすびバイト

結婚式といえば「ケーキカット」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、今回のおふたりが選んだのは、おむすびバイトでした。


実は、挙式の際、おふたりの結婚を見守る皆さまにご参加いただき、「承認の儀式」を行いました。おふたりが手にする土鍋の中に、一人ひとりからお米を入れてもらう。それは、「これからの結婚生活で、食べるものにはお互いに困らせまい」という願いを込めた、大切な儀式でした。




そして披露宴では、カラリト五島の料理人に特別に大きなおむすびを用意していただきました。


お米を分かち合い、育んできた関係を、結婚という新たなかたちに結ぶ。その想いを象徴するように、おふたりは大きなおにぎりを、頬張りました。


「結び」の意味を持つ「おむすび」。ただの食べものではなく、夫婦として共に生きていく覚悟を形にしたもの。この日、おふたりが交わした誓いと、みんなでつくり上げたおむすびは、これから先の人生の糧となっていくことでしょう。





おふたりが並んで、大きなおむすびにかぶりつく。その姿に、会場全体が笑顔に包まれる。決まった形式にとらわれず、おふたりらしい形を大切にする。それこそが、te to ba <手と場> のウェディングです。



五島の恵みを贈る引き出物

引き出物もまた、五島の魅力を感じてもらえるものを。


おふたりのためにデザインしたオリジナルトートバッグに、五島の果物を使ったジャム、当店のスコーン、五島うどんを詰めました。


ただ品物を並べるのではなく、「この土地だからこそ贈れるもの」を意識し、五島の風景が伝わるように工夫しています。



形のないものを形にする


結婚式とは、決まりきった型に沿って行うものではなく、おふたりにとって意味のあるものを形にしていく時間です。

そのため、te to ba <手と場> では、細かな部分まで丁寧に話し合いながら、一緒につくり上げていきます。


これから五島で結婚式を考えている方へ。

「自分たちらしい形にしたい」

「想いを大切にした結婚式をしたい」と考えている方は、

ぜひ一度ご相談ください。



おふたりの物語を、五島の風景とともに紡いでいけたらと思います。





 

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​©te to ba <手と場> 2018

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