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kei umezawa

アンチョビ作りの至福な時間



秋にブリブッリの見たことないような綺麗なウルメイワシが魚屋さんに並んでいたので、アンチョビにして長く楽しむことに。


作り方はいたってシンプル。


①イワシの頭を取って、身を手開きにして、内臓と背骨を抜きます。


②保存容器の底が見えないぐらい塩を敷き詰め、一列ずつイワシを並べ、その上に塩・・・とイワシと塩の層を順番に重ねていきます。


③一番上にも塩を忘れず、容器に蓋をして冷蔵庫へ。


④一ヶ月ほど冷蔵庫で寝かせたら、一枚一枚よく洗い、水気を拭き取っていきます。


⑤再び、保存容器に綺麗に並べます。そして身が浸かるまでオリーブオイルを入れて、

冷蔵庫へ。


⑥一ヶ月ほど寝かせたら、立派なアンチョビに。


今日は、⑤と⑥の工程です。バタバタ過ぎ去りいく日々に追われ、空回りすることも多々ある最近ですが、ふと塩漬けにしたイワシを思い出し・・・のアンチョビ作り。






一枚一枚、丁寧に、水気を拭き取って、生き生きとしていた時のイワシを思い出し、塩で水気が抜けて半分ぐらいになった今のイワシに触れ、それが、これからどんどんおいしくなって半年ぐらいは楽しめると思うと不思議な気持ちになるものです。


急いでも丁寧に一匹一匹、扱わないとカビが生えてします。どうしても時間がかかる

・・・これがいいんです。


心ばかり急いで、体内のリズムがおかしくなってくると「手と場」では、こうして

みんなで保存食を作って、季節やヒトの生きるリズムを思い出すことにしています。





アンチョビ作りはとても簡単なので、おいしそうなイワシを見つけたら、ぜひ試してみてくださいね。

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